カラフル
森絵都はもうね、女の子の描き方がもうね、痛い。
あと人間関係でじわじわボディーブローを食らう。
プラプラが凄いインパクト。声が素晴らしい。
結末は大体読めていたけど、演出が巧みで途中本気で「リミット」を思って悲しくなったり。
早乙女くんが良い。世界中の人の隣に早乙女くんが居ればいいのに。
…実は誰の傍にも早乙女くんは居るよね。分かってる。
自分の傍にも早乙女くんが居るし(映画観賞中にメールが来てた)、きっと自分も誰かの早乙女くんなんだろうなと思う。
さっきから早乙女くんのことしか書いてないな。観れば皆もきっと夢中になるよ。
映画や本や音楽って、きっと観るべき時・読むべき時・聴くべき時に巡り合うようになってる。
自分はこの映画を観るべくして観た。物語の中に、自分をたくさん発見した。だからきっとこれは自分の物語だ。観た人の数だけ、きっとこの世界は色合いを増す。よりカラフルに。
テーマは単純で分かり易い。けれど奥深いね。
何とも味わいのある作品でした。
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