放っておくと増えるもの

それが本とCDとおもちゃ。 昨年末、有給消化中であるのを良いことに、真面目に大掃除に取り組んでみた。 切っ掛けは活動10年を越えたサークルの主から、在庫処分の許可が下りたこと。昔は通販してたのでそれなりに在庫が捌けていたんだけど、仕事が忙しくて…

不思議の国のバード

英国の冒険家、イザベラ・バード著「日本奥地紀行」のコミカライズ。 通訳ガイド、伊藤鶴吉のツンデレな所を余すところ無く描いていて良い。 変わりつつある日本の原風景を辿る旅を、妹であるヘンリエッタに宛てた手紙として綴っていて、描写や表現は率直で…

ブンサテ

ブンブンサテライツ・川島道行さんが死去 妻・須藤理彩も追悼コメント http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4235308 去年、狼の対バンで強烈なインパクトを受けたばかり。 http://sp.ro69.jp/live/detail/123691 さっきまでスペシャ…

君の名は。

待望の新海誠最新作。 かなり鳴り物入りで番宣も凄くて、期待せずにはいられなかった。 結論から言うと、とても良かった。中盤、やや失速した気もしたけれど、全体を通して新海誠作品の醍醐味であるスピード感に溢れていて、ラストはシンプルだけど余韻を残…

東京ナイトフィッシング

サカナクションのヴォーカル、山口一郎が夜の東京湾で釣りをする番組。 撮影当日、Twitterで「今、日本橋に居るよ」とツイートされていたのがようやく放送された。 何故、自分がこんなにサカナクションの曲が好きなのか分かった気がする。 東京と、夜と、海…

悪童

TEAM NACS最新の舞台をWOWOWやると信じて待ってたよ! リーダー以外の脚本の舞台を観るのは初めて。現代劇は久々。終わって何が起こったか分からないままエンドロールへ。サヨナラホームランだ。 丁寧に脚色されたストーリーに一喜一憂しながら「大人ってこ…

SAKANAQUARIUM2015-2016 "NF Reords launch tour"

小さい頃、よく鏡を上に向けて歩く遊びをした。 鏡を覗き込むと天井や空が見えて、まるで空を歩いているような、そんな不思議な感覚を味わうのがたまらなく好きだった。 上を見上げるのが好きだ。 目の前にあるものを置き去りにして、そこにある不思議な光景…

ONE OK ROCK 2015 “35xxxv” JAPAN TOUR 追加公演

今、夜が明けて今日になって、努努-ゆめゆめ-を聴いて「ついて来い 世界行こうぜ」って言葉は本当だったと思い知らされてる。本気でやろうと思えばどんなことでも現実になる。彼らが身を以って体現している。 ーーーーーーー音が鳴った瞬間に会場内で燻っ…

SUMMER SONIC 2015

昨年はお休みしましたが、今年はラインナップチラ見して即チケット取りました。サマソニはいつも勢いで行きます。閃きは大事。 一昨年の暑さが忘れられないので、凍ったペットボトル等を8本クーラーバッグに入れて行きました。帰宅しても残った1本がが凍っ…

SHERLOCK シーズン3

自分はシャーロキアンでは無い。 本は好きだったけれど、シャーロック・ホームズを熱心に読んだ記憶は無い。 江戸川乱歩の方が沢山読んだかも知れない。 そんな自分がミステリに魅かれるようになったのはいつからだったか。 一番古い記憶では、赤川次郎の本…

BUMP OF CHICKEN TOUR 「WILLPOLIS 2014」 FINAL

LIVE行けて良かった。全てのものに感謝したい気持ちだ。 最後のMCを聞きながら、本当に会場に居た人全員が幸せになれば良いなって心から思った。今この瞬間、ここに居て生きて喋って歌を聴いて歌って、涙して笑って。5万人がみんな繋がっているような、そん…

インフェルノ

目覚めたら病院のベッドの上。 頭部に銃槍。 「貴方は襲われたんです」 そこに至る一切の記憶は無い。 断片的に思い出せるのはダンテ作「神曲」の恐ろしい地獄の一場面。 間もなく再び襲撃に遭い、目の前で医師が殺されーー 分かり易いのにスピード感が有っ…

残響のテロル

まずは1話。菅野よう子と聞いて! OPでぞわっと。菅野よう子節炸裂。大好き。 中身はもう、気になってるキーワード全て詰め込んであって、久々に厨二心をくすぐられました。 かなり前から気になっていた作品だったので、やっと観られて感無量。 いちいち…

甦る変態

星野源がクモ膜下で倒れる前と後の前後編になっている。 前編は、忙しい日常を彼の目線でセンスよく切り取ったエッセイ。 後編は、倒れた後の壮絶な闘病記。 自分も入院・手術・リハビリを経験したけど、病気や怪我で思うように動けないと人はやっぱ病むんだ…

MAN WITH A MISSION Tales of Purefly Tour 2014 幕張メッセ

年平均5回くらい?の幕張メッセ!今年一発目です。暑かった!夏か!海風が気持ち良かったくらいには暑かったです。 会場は東北の復興支援ブース等が出店していて、ちょっとしたフェスのような雰囲気。 どこ行っても爆音でアルバム音源流してるもんだから、…

ロートレックからの招待状

画家アンリ・ド・トゥールズ=ロートレックの生涯を、 彼の友人モーリス・ジョワイヤンに扮した岡田眞澄が、レシピ集「独身モモ氏の料理法」を絡めて紹介する。「人間は醜いが、人生は美しい」 繰り返される印象的な言葉。 岡田眞澄の流暢なフランス語で滔々…

PLAY WHAT U WANT TOUR

さいたまスーパーアリーナで行われたツアー行って来ましたよ! ファン投票によるリクエストツアーです。 禁止事項をなんと日本エレキテル連合の二人が分かり易く、 下ネタを交えながら前説。 小さいお子さんも居るのに何言ってるのwwと思ってしまったけど…

魔導師の月

「夜の写本師」でファンタジーの新機軸を打ち出した作者の第二作目。 本を読む時、音楽を聴く時、全てタイミングがあると思っている。 この本も、読むべき時にやって来てくれた。 今しかこんな気持ちにはならないだろうと思う。 二人の魔道師の中で輝く星々…

SUMMER SONIC 2013 (TOKYO) DAY-2

去年初めて行って、次もまた絶対行こうと決めていたサマソニ。 チケットはかなり早く売り切れてたね。去年は7月でもまだ買えたけど。 暑かったよ! 大事なことだからもっかい言うよ。 暑かったよ!! 去年のサマソニとこの間のろっきんが涼しかったので夏フ…

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013

ある日唐突に友人から「ろっきんのチケット取れた!」とメールが来たので、びっくりし過ぎて目が飛び出るかと思いました。 そんな訳で行って来ましたよ!周りから散々「暑いよ」「暑いから覚悟しとけよ」「あー・・暑いよ」と脅かされまくっていたのに、当日…

ONE OK ROCK 2013 "人生×君=" TOUR

横浜アリーナ最終日。 以下「セトリ!」から転載。いつも有難うございます。 1.Intoroduction ~where idiot should go~ 2.Ending Story?? 3.Deeper Deeper 4.Nothing Helps 5.カラス 6.アンサイズニア 7.c.h.a.o.s.m.y.t.h. 8.Let's take it someday 9.未…

SAKANAQUARIUM 2013

サカナクションのツアーLIVEに行って来ました。 ワンマンは初めて。昨年のCDJのLIVEが凄く良かったので、 普段どんな雰囲気なんだろうと思ってたけど、同じくストイックな感じで非常に良かった。 以下、セトリ!から転載。 1.INORI 2.ミュージック 3.M 4.ア…

しあわせのパン

綺麗です。綺麗で美しい。静かで何も無い。風の音だけ。 そこで生活する人々と、そこを訪れる人。他愛の無いやりとり。 そして美味しく焼けたパン。ただそれだけ。 言葉の一つ一つが深く、台詞には含まれない感情が読み取れる。 風の音が耳に痛いくらい、懐…

ロスト・シンボル

文庫になるのを辛抱強く待っていたこの作品。 ハードカバーは綺麗だけど持ち運びにくいし寝転がって読めないからね。 ・・・さあ今度こそ映像化は無理なんじゃないかな!前回の天使と悪魔は結局大筋を変えて納めていたからなあ。 今回の舞台は謎に満ちた首都…

残響リファレンス"TOUR ~YOKOHAMA ARENA SPECIAL FINAL~

行って来ました。 今はセトリ登録するサイトとかあるんですね(ぺたぺた 1.coda 2.LOST AND FOUND 3.皆無 4.未完成交響曲 5.じぶんROCK 6.Re:make 7.世間知らずの宇宙飛行士 8.Mr.現代Speaker 9.アンサイズニア 10.Wherever you are 11.カゲロウ 12.エトセト…

ミエルヒ

最近気になる役者・安田顕主演のドラマ。 制作は勿論みんな大好きHTB。 空爆で左目を失明した戦場カメラマンが、さびれた田舎町にひょっこり帰って来る。 親父や同級生たちは、どうしてこんな田舎の何もないところで病気や家族やその他様々な悩みを抱えなが…

No.6

あさの先生の作品にしては勢いだけの、かなり荒削りな感情優先型の作品じゃないでしょうか。 ずっとアニメと平行して読んでいましたが、このところの娯楽三昧で少し麻痺した脳に刺激が欲しくて最終話を待たずに一気読みしてしまった。後悔はしていない。 読…

幼年期の終わり

読後感は極めて良くない。「不快である」との評は間違ってはいない。 しかし、この作品が予見している物質世界から目に見えない精神世界への人類の進化と言うものが、そう遠くない未来に起こるのでは無いか、と言う予感を残した。 それは人類にとって華やか…

幼年期の終わり

読後感は極めて良くない。「不快である」との評は間違ってはいない。 しかし、この作品が予見している物質世界から目に見えない精神世界への人類の進化と言うものが、そう遠くない未来に起こるのでは無いか、と言う予感を残した。 それは人類にとって華やか…

スロウハイツの神様

最後が出来過ぎているような気がしないでもないけど、良い終わり方だったんじゃないでしょうか。 卵が先か鶏が先か。最終的には神様が先だったけど。 辻村深月は「子どもたちは夜と遊ぶ」で殺人時のリアルな心理描写に疲れて放り投げて以来だったけど、これ…